安い引越し業者はどこ?選び方や引越しの際の注意点を解説
引越しは大きな出費が続くため、引越し業者に払う費用はできるだけ抑えたいところです。必要なサービスだけ絞り込んだ引越しプランを用意している引越し業者はたくさんあるので、荷物の量や世帯数に合ったコースを選びましょう。
今回は「安い引越し業者」や「単身者向けの引越し業者」を紹介します。引越し業者の選び方や注意点も解説しているので、転居を控えている方はぜひ参考にしてください。
安い引越し業者10選!
料金が安くて人気の引越し業者を10社紹介します。それぞれの特徴や魅力を解説しますので、各家庭のニーズにマッチした引越し業者を見つけましょう。プランの内容は引越し業者の詳細からチェックしてください。
ハート引越しセンター
ハート引越しセンターの基本プランは、引越し費用を節約したい方におすすめです。荷造りや荷解きは自分で行わなければなりませんが、無駄なコストがかからないため予算が少ない方に向いています。
大型家具や家電は専用パットで保護してくれるので安心です。通路や壁はしっかり養生してくれるので、傷や破損の不安がある方でも心置きなく荷物を預けられます。
ハート引越しセンターは北海道から九州まで対応している引越し業者なので、都道府県をまたぐ引越しを控えている方にもおすすめです。
日本通運(引越しは日通)
「引越しは日通」は、オリコン顧客満足度第1位を獲得している、大手の引越し業者です。丁寧な作業に定評があります。荷物の量に応じた複数のプランがあるので、単身世帯からファミリー世帯まで自分に合ったコースを選べます。
オプションサービスが豊富な点も人気の理由です。エアコン工事や楽器の輸送、盗聴器や盗撮器の探査サービスなど専門的なオプションメニューを利用できます。
ハウスクリーニングも有料で行っているので、引越し費用を節約しつつ便利なサービスを活用したい方はプランの詳細をチェックしてみましょう。
サカイ引越センター
安くて実績の多い引越し業者を探している方は、サカイ引越センターがおすすめです。引越し費用を抑えたい方向けに「荷造り自分でエコノミープラン」があり、荷物の梱包や荷解きを各自で行うお得なプランが人気です。
引越しや荷物の輸送のスケジュールに決まりがなければ「ご一緒便プラン」もお得です。リーズナブルな料金で引越ししたい方はまず、公式サイトのシミュレーションで大体の費用を確認してみましょう。
引越のプロロ
引越のプロロは、低コストが魅力の引越し業者です。ファミリー世帯向けのプランが豊富で、費用を安く済ませたい方は「節約パック」や「フリータイム割引」「フリーデイ割引」を利用しましょう。
費用は抑えつつも、引越しに必要な梱包材などの資材は無料で提供してくれるのが嬉しいポイントです。長距離の引越しでも価格の安さに自信がある引越し業者なので、遠方へ転居する方にも向いています。有料オプションもあるので、必要に応じてサービスを追加してください。
アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越社は、長距離の引越しを安く済ませたい方におすすめの引越し業者です。「長距離エコリーズナブルパック」はJRコンテナ便を利用して荷物を輸送するため、低コストが実現できています。
全国でサービスを展開しているので、地域を限定せずに利用できるのが魅力です。スタッフの研修体制にも力を入れているので、サービスの質にこだわりたい方にも向いています。引越し専門の業者だからこそ、作業に対する安心感も魅力の1つです。
アーク引越センター
アーク引越センターは、お客様に寄り添ったサービスの提供をモットーにしている引越し業者です。それぞれの需要に合ったプランを提案しており、見積もり内容や料金の内訳もわかりやすく説明してくれます。
質の高いサービスを提供するために、アーク引越センターではオリジナルの資材を使って引越し作業を行っています。世帯人数に合ったさまざまなプランが用意されているので、節約しながら引越ししたい方はリーズナブルな引越しプランからチェックしてみましょう。
ベスト引越サービス
ベスト引越サービスは引越し日に指定がない場合、「超経済コース」のお得なプランを利用できます。日にちも時間も指定がないので、時間に余裕のある方に向いている節約プランです。
基本のスタンダードコースも価格が安いので、日にちを指定して引越ししたい方にも向いています。ベスト引越サービスは業界最安値を目指している引越し業者なので、値下げ交渉をしたい方は見積もりの段階でスタッフに相談しましょう。
アート引越センター
アート引越センターでは、基本作業のみのリーズナブルなプランが人気です。荷造りや荷解きは自分で行い、荷物の搬送や大型家具や家電のセッティングはアート引越センターにお任せできます。
「レディースパック」や「学割パック」「シニアパック」など、ニーズに合わせたプランもあるので、引越しの荷造りや準備に不安がある方はチェックしてみましょう。見積もりはZoomやLINE、Webからも利用可能です。
アップル引越センター
アップル引越センターは、スタッフの対応が親切な理由から多くの方に利用されている引越し業者です。業務の一部をIT化することで、引越し料金を安く提供しています。
ネット予約や見積もりで算出した費用から追加料金は一切発生しないので、事前にきちんと予算を決めたい方におすすめです。
不用品の買取や引き取りにも対応しているので、引越しを機に断捨離したい方は活用しましょう。不用品の買取や引き取りは事前予約が必要なので、忘れずに手続きしてください。
ハトのマークの引越センター
ハトのマークの引越センターは、安さとクオリティの高さに自信のある引越し業者です。企業の転勤による引越しも数多く手掛けているので、柔軟性とサポート体制が整っています。
はじめての引越しでも、スタッフが丁寧に荷造りのポイントを教えてくれるので安心です。ハウスクリーニングや楽器や金庫の輸送など、オプションサービスも豊富に揃っています。単身、ファミリー世帯どちらの引越しも複数のプランがあります。
単身引越しが安い業者は?
Akabou(赤帽)
赤帽は、単身者の引越しや荷物の少ない引越しに多く利用されています。トラックのサイズが小さいので大型家電や家具はあまり多く運べませんが、段ボールであれば思った以上に荷物を運べるので、新生活を始める方におすすめです。
全国に展開しているサービスなので、いつでも気軽に利用できるのが赤帽の魅力です。トラックの最大積載量は350kgなので、運べる荷物の量の参考にしてください。料金は移動距離によって計算されるので、近場の引越しにも向いています。
クロネコヤマト
荷物の少ない単身者向けの引越しなら、クロネコヤマトのヤマトホームコンビニエンスがおすすめです。通常の配達と同じように荷物を専用ボックスに詰めて輸送するため、トラックを貸し切る費用がかかりません。
大型家電や家具も「らくらく家財宅急便」を利用すれば輸送可能です。荷物の搬送日は指定できるので、引越し日が決まっている方でも安心して利用できます。
見積りや申し込みはネットで完結するので、詳しい費用が知りたい方は問い合わせてみてください。
福山通運
福山通運は運送会社ならではのノウハウを活かし、宅配便などと同じように荷物を輸送する引越しを行っています。専用ボックスに荷物を積み込むシステムとなっており、少量の家具であれば梱包可能です。
専用ボックスの数と配達地区で料金が計算されるので、予算を調整したい方におすすめします。法人、個人どちらでも利用できるプランなので、単身での引越しを控えている方はぜひ福山通運の「青春引越便」の利用を検討してください。
安い引越し業者の選び方は?
繁忙期や人気のある曜日を避けて引越しをする
2〜4月の引越し業者の繁忙期は、通常期よりも料金が高くなります。2〜4月は新入学や転勤、新生活が始まる時期であるため、引越し業者へ予約が殺到します。引越し費用を安く済ませたい方は、繁忙期を避けた5〜1月に引越ししましょう。
通常期の中でも秋から冬にかけた時期は、引越し料金が安くなる傾向があります。入居のタイミングに縛りがない方や、まだ引越し先が決まっていない方は11〜1月に引越しできるようにスケジュールを調整するのがおすすめです。
また、仕事や学校が休みの土日祝日の引越しは人気があるため、引越し業者によっては費用がやや高くなります。コストを極力抑えたい方は、平日に引越しを予定することをおすすめします。
さらに、1日の中でも午前中の時間帯は人気があり、予約が埋まりやすいです。時間に余裕がある方は午後の便を利用したり、時間帯を指定しないフリープランを利用したりしながら引越し費用を節約してください。
荷物の量を減らしてから引越しをする
荷物が多いと使用するトラックのサイズが大きくなったり、スタッフの人数が増えたりして引越し費用が高くなります。安い引越し業者を利用するだけではなく、荷物の量を減らして少しでも費用を抑えましょう。
数年使用していない生活用品や衣服は思い切って処分し、「まだ何かに使えるかもしれない」と捨てずにいる家具や家電を手放すなどしながら荷物の量を減らしてください。処分するのにリサイクル料がかかる家電も、リサイクルショップやフリマアプリで買い手が付く場合があるので、試しに利用してみてはいかがですか。
子どもが作った工作品やコレクションの処分に困っている方は、写真に納めて実物を手放す方法もあります。必要なものだけを新居に運ぶことで、荷解きや整理整頓が楽になるメリットもあるのでさっそく断捨離を行いましょう。
新生活をスッキリとした気持ちでスタートするためにも、ぜひ引越し前に不用品を処分してください。不用品を処分する時間がない方は、不用品の買取や引き取りを行っている引越し業者を利用する手もあります。
荷物の量に合った引越しプランを利用する
どんなに安い引越しプランでも、必要な荷物をすべて運び出せなければ意味がありません。新居に搬送する荷物の量をきちんと見極めてから、引越しプランを選びましょう。
単身者向けの引越しプランでも、生活用品の多い1人暮らしの方ではトラックに荷物が載り切らない場合があるので注意が必要です。
反対に、ファミリー世帯向けの引越しプランを利用したものの、家具や家電を買い替えるなどの理由から荷物が少なくなる場合は、家族向けの引越しプランでは割高になる可能性があります。
料金の安さやお得さだけでプランを決めず、しっかりと必要なサービスが備わった引越しプランを選んでください。基本的には、見積もりに伺う引越し業者のスタッフが実際に家の中の荷物を見てお得なプランを提案してくれています。
段ボールにどのくらいの荷物が入るのか、トラックのサイズに対してどの程度家具や家電を積み込めるのかを知りたい方は、担当のスタッフに相談してください。
安い引越し業者の注意点は?
複数の引越し業者から見積もりを取る
同じ荷物の量でも、引越し業者によって料金が異なります。コストを抑えて引越しをしたい方は、1社の見積もりだけで判断するのではなく、複数社から見積もりを取って料金を比較しましょう。
最安値を知っておけば、値引き交渉を行う際にも具体的な相場から納得のいく価格を提示できます。ただし、料金の安さだけで判断すると必要なサービスが含まれていない場合があるので、見積もり内容の内訳をきちんと確認することも大切です。
追加料金の有無を確認しておく
安い引越しプランでは、最低限のサービスで作業を行うケースが多いです。エアコンの取り外しや取り付けが必要な場合や、ペット搬送など特別な作業が必要になった場合は引越し費用とは別に追加料金が発生する可能性があります。
引越しの当日に追加料金が発生してトラブルになるケースもあるので、事前に追加料金が発生する可能性があるかどうか、担当のスタッフに確認しておきましょう。
新居のエレベーターが使えない場合や、新居の前にトラックが止められない場合に追加料金が発生するケースが多いので、新居に関する情報を集めておくことも必要です。
全積契約や積切契約を確認
引越し業者では、すべての荷物を搬送する全積契約と、トラックに積み込めるだけ荷物を載せる積切契約があります。料金の安いプランでは積切契約となっている可能性があり、万が一トラックに荷物が全部入らなかった場合は、余った荷物は運んでもらえません。見積もりの段階で、全積契約になっているかしっかりと確認してください。
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引越バービィーは東京など関東を中心に展開している、人気の引越し業者です。エリアを絞って運営している分、引越しにかかるコストの削減や稼働率の高さを維持しています。広告費など事業の運営に必要な経費をとことん削減しているため、低コストの引越しが提供可能です。
プランが豊富で丁寧な作業に評判がある引越し業者なので、関東で引越しを検討している方はぜひ一度引越バービィーに相談してください。無料見積もりはWebや電話で受付しています。
まとめ
新生活を始めるにはさまざまな費用がかかるので、引越し業者のコストは少しでも抑えたいところです。安さに自信のある引越し業者はたくさんあるので、複数社から見積もりを取り、自分に合った引越しプランを選びましょう。
基本的に引越し業者の見積りは無料なので、費用は気にせず気軽に相談できます。サービス内容も重視して引越し業者を選びたい方は、オプションサービスも比較しながら検討してください。
引越し業者は東京や大阪、北海道や沖縄など対応エリアをチェックすることも大切です。