7月に引越しをするとお得?料金・費用相場やメリット・注意点を徹底解説!
引越しは、時期によって料金相場が変わります。1年の中で繁忙期と閑散期では引越し料金に大きな差が出るので、可能であればお得な時期を選んで引越しをしましょう。この記事では、7月に引越しをするときの料金相場について詳しく解説します。
7月ひと月の中でも上旬・中旬・下旬で引越し料金は変わるので、日程を決める前に参考にしてください。また7月に引越しをするメリットや注意点についてもお伝えします。
目次
7月の引越し料金相場
引越しは、月別で見ると3月、4月がもっとも忙しい繁忙期とされています。料金もこの時期がもっとも高くなります。7月は繁忙期には当たりませんが、連休があったり後半には夏休みがスタートしたりするため、日にちによっては引越し料金が高くなるケースもあります。
上旬の料金相場
7月上旬の引越し料金の相場を、全ての平均、および単身の場合と家族の場合で比較してみましょう。引越し先までの距離によっても引越し料金は変わります。
また、単身者は荷物が少ない人と荷物が多い人で引越し料金が変わってくるので分けています。
単身(荷物が少ない場合) | 単身(荷物が多い場合) | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | 5人以上の家族 | |
---|---|---|---|---|---|---|
全平均 | 32,400円 | 40,000円 | 65,900円 | 89,000円 | 80,000円 | 82,000円 |
~15km未満 (同都道府県程度) |
26,000円 | 32,400円 | 54,500円 | 61,205円 | 70,000円 | 97,000円 |
~50km未満 (同都道府県程度) |
28,500円 | 35,000円 | 60,000円 | 65,000円 | 100,000円 | 120,000円 |
~200km未満 (同一地方程度) |
39,000円 | 54,000円 | 63,000円 | 86,000円 | 91,000円 | 154,400円 |
~500km未満 (近隣地方程度) |
50,000円 | 70,000円 | 190,000円 | 215,000円 | 229,000円 | 317,000円 |
500km以上 (遠距離地方程度) |
72,680円 | 89,000円 | 171,000円 | 230,000円 | 245,000円 | 340,000円 |
中旬の料金相場
続いて、7月中旬の引越し料金の相場を見ていきましょう。
単身(荷物が少ない場合) | 単身(荷物が多い場合) | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | 5人以上の家族 | |
---|---|---|---|---|---|---|
全平均 | 32,750円 | 44,000円 | 70,200円 | 79,000円 | 82,000円 | 113,000円 |
~15km未満 (同都道府県程度) |
28,600円 | 32,400円 | 60,000円 | 74,250円 | 76,000円 | 105,000円 |
~50km未満 (同都道府県程度) |
28,000円 | 35,000円 | 63,500円 | 78,000円 | 150,000円 | 230,000円 |
~200km未満 (同一地方程度) |
42,000円 | 50,000円 | 130,000円 | 130,000円 | 138,000円 | 191,000円 |
~500km未満 (近隣地方程度) |
55,000円 | 75,000円 | 166,400円 | 227,000円 | 242,000円 | 335,000円 |
500km以上 (遠距離地方程度) |
71,120円 | 88,200円 | 167,000円 | 230,000円 | 245,000円 | 340,000円 |
3人以上の家族の引越し料金は、中旬が一番高くなっており平均152,667円です。7月に3人以上の家族の引越しをする場合は、中旬は避けた方がいいかもしれません。
下旬の料金相場
次に7月下旬の引越し料金の相場を紹介します。7月下旬は夏休みに入るため、単身でも家族の引越しでも上旬や中旬に比べて料金が高くなる傾向にあります。
単身(荷物が少ない場合) | 単身(荷物が多い場合) | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | 5人以上の家族 | |
---|---|---|---|---|---|---|
全平均 | 34,000円 | 47,000円 | 70,000円 | 90,000円 | 90,000円 | 100,000円 |
~15km未満 (同都道府県程度) |
28,000円 | 32,400円 | 61,500円 | 86,700円 | 92,000円 | 90,000円 |
~50km未満 (同都道府県程度) |
30,000円 | 40,000円 | 64,000円 | 87,000円 | 92,000円 | 127,000円 |
~200km未満 (同一地方程度) |
49,500円 | 55,000円 | 110,000円 | 210,000円 | 223,000円 | 150,300円 |
~500km未満 (近隣地方程度) |
60,780円 | 70,000円 | 145,000円 | 230,000円 | 250,000円 | 347,000円 |
500km以上 (遠距離地方程度) |
90,000円 | 90,000円 | 225,000円 | 307,000円 | 327,000円 | 300,000円 |
7月の単身の引越し料金のもっとも高い時期は下旬で、相場は平均35,000円です。また、2人暮らしの引越し料金のもっとも高い時期も下旬で、相場は平均64,000円となっています。
7月の引越しがお得な日をカレンダーで比較
7月の引越しがお得な日をカレンダーで比較してみましょう。
7月の単身の引越し料金が安い日程は上旬で相場は平均30,100円です。2人暮らしの引越しの場合も上旬で相場は平均60,000円となっています。3人以上の家族の引越し料金が一番安い日程は下旬で、相場は平均81,313円です。
7月の引越しは繁忙期に比べてどのくらいお得?
7月の引越しが繁忙期に比べてどのくらい安くなるのか比較します。
7月 | 繁忙期 | |
---|---|---|
単身者(荷物が少ない場合) | 約48,000円 | 約51,000円 |
単身者(荷物が多い場合) | 約67,000円 | 約74,000円 |
2人家族 | 約77,000円 | 約98,000円 |
3人家族 | 約104,000円 | 約123,000円 |
4人家族 | 約135,000円 | 約155,000円 |
7月は、通常期の引越し料金よりも多少高めの相場になっていますが、繁忙期と比較すると10,000〜20,000円ほど安く引越しできると考えていいでしょう。
7月の引越しは1年間を通してどのくらいお得?
7月の引越し料金は年間の相場と比較してどのくらいお得になっているのかを見ていきましょう。
単身者(荷物少) | 単身者(荷物多) | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
---|---|---|---|---|---|
1月 | 47,189円 | 64,776円 | 75,567円 | 93,538円 | 124,574円 |
2月 | 48,617円 | 62,694円 | 83,686円 | 100,637円 | 129,057円 |
3月 | 58,168円 | 87,643円 | 118,811円 | 153,053円 | 188,056円 |
4月 | 55,010円 | 81,943円 | 108,299円 | 127,782円 | 161,086円 |
5月 | 50,365円 | 66,955円 | 84,425円 | 104,215円 | 131,126円 |
6月 | 50,193円 | 63,121円 | 83,135円 | 97,903円 | 119,801円 |
7月 | 48,053円 | 67,773円 | 77,581円 | 104,334円 | 135,284円 |
8月 | 45,746円 | 58,447円 | 81,582円 | 93,941円 | 134,292円 |
9月 | 49,332円 | 59,896円 | 79,931円 | 100,672円 | 123,822円 |
10月 | 45,989円 | 62,489円 | 81,126円 | 101,707円 | 126,909円 |
11月 | 47,022円 | 56,935円 | 75,841円 | 109,692円 | 120,526円 |
12月 | 45,033円 | 64,202円 | 79,993円 | 98,735円 | 123,888円 |
引越しに最適なシーズンは?シーズンごとの料金相場や注意点を解説
7月に引越しをするメリット
引越し費用を抑えられる
7月に引越しをするメリットは、繁忙期ではない点です。7月は入社・入学・転勤などの時期ではなく引越しをする人自体がそれほど多くはありません。引越し料金も比較的リーズナブルに設定している業者が多く、費用を抑えて引越しができます。
物件探しがしやすい
7月は引越しの件数が多くないので、引越し先の物件を探しやすい時期でもあります。不動産会社も忙しい時期ではないため、物件探しを丁寧に行ってくれます。
また、空き物件はそのままにしておくよりも入居してもらう方がいいので、部屋を借りるときの交渉もしやすく契約もスムーズに進みやすいでしょう。
物件のトラブルを回避しやすい
7月は気温が高く蒸し暑い時期です。気温が高くなると部屋の中の温度や風通し、水回りの匂いがよくわかるようになります。ほかにも部屋に染み付いた匂いやカビなど物件の欠点に気づきやすくなります。
入居してからトラブルになりやすい欠点に気付きやすくなる点も、7月に引越しをするメリットです。
予定通りに引越しできやすい
7月は繁忙期ではないため、引越し業者にも余裕があります。予約した時間に予定通りの作業員数で来てくれるケースが多く、前の作業が長引いたり交通渋滞に巻き込まれたりするトラブルも少ないため、スムーズに引越しをしやすくなります。
7月の引越しで少しでも安く・スムーズに済ませる方法
7月は1年を通して比較的引越しをしやすい時期といえますが、さらに少しでも安くスムーズに引越しを済ませる方法をお伝えします。
土日祝日を避ける
繁忙期ではないとはいえ、土日や祝日は料金を高く設定している業者が多いため、なるべく避けた方がいいでしょう。また午前中の時間指定での引越しも高くなる傾向があります。早めに荷物を新居に運び、午後ゆっくり片付けをしたいと考える人は少なくありません。
可能であれば、平日で時間指定をせずに予約をするといいでしょう。
吉日を避ける
縁起を担いで引越しをしたいと考える人は多く、大安や天赦日(てんしゃにち)、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)などの引越しにいいとされる日は、予約が混み合う傾向にあります。また引越し業者の中には、これらの縁起のいい日の引越し料金を高く設定しているところもあります。
できれば7月の吉日を避けると、安く引越しができるでしょう。
【2022年】引越しにおすすめの「縁起のいい日」とは?良くない日もご紹介
下旬の4連休は避ける
7月下旬にある4連休はなるべく引越しを避けるようにしましょう。この時期は、子どもがいる家庭では学校の夏休み期間中にあたります。そのため連休中に引越しを済ませようとする人が多く、引越し業者の予約が集中したり割引の適応がなかったりして、計画通りに引越しができない場合があります。
荷物の量を減らす
引越しの荷物をなるべく減らすことで、引越し料金を抑えられます。依頼するトラックの大きさが小さくて済めば、料金プランも安くできます。しばらく使っていないものや、買い換えたいと思っていた家具や家電などは処分して、荷物の量を減らすといいでしょう。
相見積もりをする
同じ条件で複数の引越し業者に見積もりを依頼しましょう。それぞれの業者から提示される料金を比較できるうえ、どんなサービスが無料で利用できるのかもわかります。また、見積もりを取るときの業者の対応も見られるので、必ず1社ではなくいくつか相見積もりをしてみてください。
インターネットの一括見積もりを利用してもいいでしょう。
7月の引越しをする際の注意点
7月に引越しをする際の注意点についてお伝えします。
エアコン工事の手配を済ませておく
7月に引越しをするときには、エアコン工事の手配を早めに済ませましょう。夏場はエアコン工事の依頼が集中するため、引越しぎりぎりに予約をすると、都合のいい日程での工事ができず、何日かエアコンが使えない状態で生活しなければいけなくなる場合があります。
引越し先でエアコンの設置工事が必要なら、引越してすぐに使えるようになるべく早めに手配しておきましょう。専門業者だけではなく引越し業者にも依頼できます。
引越し業者に依頼する場合は、見積もりを取るときにエアコン工事についても確認してみましょう。
オプション料金に注意する
エアコン工事を依頼する場合は、料金についても確認しておきましょう。エアコンの工事費は引越し料金に含まれないことが多く、オプションとして追加料金を支払わなければいけません。
料金についても、引越しの見積もりを取るときに聞いてみましょう。
暑さ対策をする
7月に入ると気温の高い日が増えます。引越しの作業中に熱中症にならないよう、十分な対策を取る必要があります。引越し前の荷造りや荷解きのときだけではなく、引越し当日はエアコンを止めて作業を行うためとても危険です。
小まめに水分を補給し、塩分も適宜取るようにしましょう。
また、冷蔵庫の中の食材の管理にも注意を払う必要があります。引越し先へ運ぶ間は冷凍・冷蔵保存ができません。引越し後、すぐに冷蔵庫を使えない場合もあるので、要冷蔵の食材は使い切るか処分する方が安心です。
7月の引越しなら引越バービィーにおまかせ
7月に引越しをするなら、引越バービィーがおすすめです。土日に関わらず時間指定で引越しを依頼できます。荷造りに使う段ボールは、必要な分を無料で提供してくれます。さらにハンガーケース、ふとん袋、ガムテープも無料で配布してくれるので、引越しの準備がスムーズに行えます。
引越バービィーなら単身から家族の引越しまで、それぞれの要望に合わせた最適なプランを提案してくれます。不用品の買取も行っているので、処分したいものがあれば引き取ってくれて、引越し料金から買取金額を差し引くこともできます。
引越バービィーはエアコン工事の手配もしています
引越バービィーでは、エアコンや家電工事の手配も行っています。専門のスタッフがエアコンや食洗機、温水洗浄便座、アンテナなどの工事を特別価格で請け負ってくれるので安心です。
見積もりはもちろん無料なので、日程や作業内容などを詳しく相談してみてください。
まとめ
7月の引越しは繁忙期ではありませんが、上旬・中旬・下旬、土日祝日など時期によっては高くなる場合もあります。必ず複数の業者で見積もりを取り、もっともお得なところを選びましょう。
7月は気温と湿度が高くなるので、引越し作業中の熱中症には十分に注意をしてください。