引越しの繁忙期と閑散期はいつ?違いや料金相場、安くするコツをご紹介!
引越しの繁忙期になると、引越し業者を見つけるのが大変になったり自分の都合に合う日にちで引越しできなくなったりします。なるべくなら引越し繁忙期を避けた方が安い料金で引越しできます。この記事では、引越しの繁忙期や閑散期がいつか、またそれぞれの時期で引越しの値段がどのように変わるかなどを詳しくお伝えします。
目次
引越しの繁忙期とは?
引越し業界では繁忙期、通常期、閑散期があります。それぞれいつなのかわかっていると、引越しの時期を決めるときに役立ちます。
繁忙期
もっとも引越しが多くなる引越しの繁忙期は3〜4月です。卒業や入学、入社などの時期で、住まいを変える人が多く、引越し業者も人手が足りない時期です。特に4月から新年度が始まるため、その前に引越しを済ませる人が多く、3月の下旬になると引越し業者の予約が取れないときも出てきます。
また、同様に9月や12月も引越しの繁忙期になります。9月も企業では人事異動が行われることが多く、引越しの件数が増えます。
また12月も実は繁忙期のシーズンです。「年末の忙しい時期に引越しをする人はいないのでは?」と思うかもしれませんが、新しい年を新居で迎えたいと考える人や冬休みに入るため家族との都合がつけやすいなどの理由で、特に12月の下旬が繁忙期となります。
繁忙期は、作業員が増員されトラックの稼働率も上がるため、引越し料金も高くなります。
通常期
引越しがもっとも多くなる3月、4月を過ぎて引越しの予約件数が落ち着いてくる5月以降は、一般的に繁忙期と比較して通常期と呼ばれます。引越し料金も通常期は普段の価格に戻ります。
通常期と繁忙期の引越し件数を比較してみると、繁忙期は引越し件数は約30万件ほどありますが、通常期になると15万件ほどと約半分になります。
仕事や学校の都合で引越し時期を選べない人も少なくありませんが、可能であれば繁忙期を避けて通常期に引越しした方が、料金は安くなります。
閑散期
通常期の中でも特に引越しの件数が落ち込む時期を閑散期と呼びます。閑散期は6月、11月、1月頃のことをいい、もっとも引越し件数が少なくなるのが年明けの1月です。新年を迎えてすぐに引越しをしようと考える人はあまりいないのがわかります。
また、6月は4月までの引越しのピークを過ぎて梅雨に入る時期です。雨の日に引越し作業を行うと家具や家電などが濡れてしまう可能性もあるので、避ける傾向があるのでしょう。11月も9月の繁忙期を終えた時期なので、引越しの需要が落ち込みます。
閑散期には、引越し料金も通常期より安くなるので、コストを抑えて引越ししたいなら閑散期を狙うといいでしょう。
閑散期でも料金が高くなりやすい時期は?
引越しは、時期によって発生する費用が大きく異なります。繁忙期は費用が高く、閑散期には費用が安くなることを知っている人は多いです。しかし実は、閑散期でも料金が高くなりやすい時期があります。閑散期の中で費用が高騰しやすいのは、土日祝日や月末、大型連休、大安吉日などです。これらの日は、閑散期ではあっても引越しをする人が一時的に増えるため、引越し費用が高く設定されやすくなるのです。費用を安く抑えたいなら、月の上旬から中旬の平日に引越しをするのがおすすめです。
引越しの繫忙期カレンダー
コロナ禍で人の動きをなるべく抑えようとする動きがありますが、卒業や入学、入社などはいつもと変わらずあります。また転勤を以前のように頻繁に行わなくなった企業もありますが、まったくなくなったわけではないので、引越しの繁忙期や閑散期などの波もあるでしょう。
3月は土日および3月の20日以降は、もっとも混み合う時期です。予約も取りづらくなるでしょう。4月に入ると平日は比較的予約が取りやすくなりますが、2週目の週末の9日、10日もまだ予約は混み合っています。
4月下旬になるとゴールデンウィークにさしかかるため、再び予約が混んできます。
一方、引越しシーズンである3月の前月である2月や連休後の5月など、繁忙期の前後の月は土日も比較的予約が取りやすくなっています。
それ以外の通常期の月で引越しの予約を取ろうとする場合は、3連休の週末や土日、祝日、お盆などは多少混雑が予想されます。年末は12月25日〜29日頃までは年内に引越ししたい人で少し予約が取りづらくなります。また12月30日〜1月3日までは、休業している引越し業者も多いため、予約が取りづらい傾向があります。
引越しの繫忙期と閑散期の料金相場を比較
引越しの繁忙期の料金と閑散期の料金の相場を比較してみましょう。転勤で会社が引越し料金をすべて出してくれるなら別ですが、繁忙期と閑散期では料金の差がかなり大きくなるため、引越しの時期をずらせる場合は閑散期に引越しした方がお得です。
繁忙期の場合、引越し業者も一日で複数の引越し案件を抱えていることもあり、搬出や搬入の作業が雑になってしまったり、事前の打ち合わせで聞いていた時間より遅れて業者が到着したりする可能性があります。
繁忙期の引越し料金の相場
引越しをする際にまず確認したいのが、引越し料金の相場です。ここでは、繁忙期の引越し料金の相場を、単身者の場合とファミリーの場合にわけてそれぞれ紹介します。繁忙期の引越し料金の相場を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
単身者の場合
15km未満 | 50km未満 | 200km未満 | 500km未満 | 500km以上 | |
---|---|---|---|---|---|
単身者(荷物が少ない) | 44,000円 | 49,000円 | 58,000円 | 68,000円 | 80,000円 |
単身者(荷物が多い) | 62,000円 | 67,000円 | 87,000円 | 107,000円 | 124,000円 |
ファミリーの場合
15km未満 | 50km未満 | 200km未満 | 500km未満 | 500km以上 | |
---|---|---|---|---|---|
ファミリー (2人) |
82,000円 | 94,000円 | 124,000円 | 162,000円 | 224,000円 |
ファミリー (3人) |
104,000円 | 119,000円 | 147,000円 | 205,000円 | 281,000円 |
ファミリー (4人) |
127,000円 | 150,000円 | 190,000円 | 256,000円 | 322,000円 |
ファミリー (5人以上) |
153,000円 | 192,000円 | 255,000円 | 333,000円 | 333,000円 |
閑散期の引越し料金の相場
繁忙期に比べてお得な料金で引越しできるのが閑散期です。進学や就職などのライフステージの変化による引越しではない場合には、閑散期に引越しをすると費用を抑えられます。単身者の場合とファミリーの場合にわけて、閑散期の引越し料金を紹介します。
単身者の場合
15km未満 | 50km未満 | 200km未満 | 500km未満 | 500km以上 | |
---|---|---|---|---|---|
単身者(荷物が少ない) | 41,000円 | 30,000円 | 49,000円 | 58,000円 | 71,000円 |
単身者(荷物が多い) | 51,000円 | 52,000円 | 67,000円 | 85,000円 | 103,000円 |
ファミリーの場合
15km未満 | 50km未満 | 200km未満 | 500km未満 | 500km以上 | |
---|---|---|---|---|---|
ファミリー (2人) |
68,000円 | 75,000円 | 90,000円 | 117,000円 | 163,000円 |
ファミリー (3人) |
84,000円 | 94,000円 | 111,000円 | 151,000円 | 202,000円 |
ファミリー (4人) |
103,000円 | 123,000円 | 142,000円 | 183,000円 | 242,000円 |
ファミリー (5人) |
144,000円 | 159,000円 | 196,000円 | 233,000円 | 346,000円 |
閑散期は家賃も安くなる?
意外と知られていませんが、実は閑散期は引越し費用だけではなく家賃も安くなる場合があります。進学や就職などで人の移動が多い3月下旬から4月上旬は、賃貸物件の成約件数が多いため、家賃が高めに設定されるケースがあります。一方で、引越しの閑散期には人の動きが鈍って成約件数が減少するため、家賃を低めに設定することがあります。月々の家賃負担を減らしたいなら、閑散期に引越しを検討しましょう。
繁忙期に引越す場合の注意点
仕事や家族の都合などで、どうしても繁忙期に引越ししなければいけない場合もあるでしょう。繁忙期に引越しをする場合の注意点についてお伝えします。
引越し料金そのものが上がってしまう
繁忙時に引越しをする場合、引越し料金そのものが上がってしまいます。繁忙期は引越し業者にとって売り上げを得られるピーク時期です。ほぼすべての引越し業者で、通常期の引越し費用の相場よりも繁忙期は高い料金を設定していると思った方がよいでしょう。
たとえば、シーズンオフの通常期の引越し費用の平均は平日で約88,000円、土日や祝日は約89,000円ですが、繁忙期になると平日、土日・祝日ともに約125,000円と40,000円ほど料金が高くなります。
引越しをする人数や荷物の量、引越し先までの距離によっては、さらに引越し料金が高くなる可能性があります。
何月に引越ししても問題ない場合は閑散期や通常期の安い時期に引越しができますが、賃貸契約の関係などもあり、料金が安い時期に絞って引越しの予定を立てられるケースは多くありません。
繁忙期の時期にどうしても引越ししなければいけない場合は、通常期よりも引越し料金が大幅に高くなることを念頭に置いて引越しの予算を組むことをおすすめします。なるべく早めに複数の引越し業者の見積もりを取って、どのくらいの費用が必要になるかおおよその金額を把握しましょう。
予約が取りにくい
繁忙期に引越しをする場合、予約が取りにくくなります。繁忙期のピークの時期には多くの人が引越しをするため、希望した日時で引越しができないことも少なくありません。希望していた時間に業者が来られず、早朝の引越しになったり夕方から荷物を搬出したりしなくてはならないこともあるでしょう。
また遠方への引越しの場合は、荷物の移動だけでなく引越しをする人が移動する交通手段も予約しなくてはいけません。同じ日に引越しと自分の移動を考えていたのに、引越し業者が空いていなくて予約が取れず、先に荷物を引き取ってもらってホテルに宿泊してから移動する、または引越し先に荷物が到着しないまま新居で何日か生活しなければいけない、などの状況になることも考えられます。
どうしても繁忙期に引越ししなければならない場合は、なるべく早く引越し業者に予約をしておきましょう。遅くても1カ月前までには予約を済ませておく方が安心です。
可能であれば繁忙期は避けるべき
もしも引越しをする時期をずらせるなら繁忙期を避けて引越しをするのがベストでしょう。いつでも引越しできる人は少ないですが、少なくとも引越しのピークである3月・4月の前後をずらすだけでも引越し料金は大幅に安くなります。
繁忙期の期間中でも少しでも日程をずらせれば予約を取りやすくなり、料金を安く抑えられます。
繁忙期の中でももっとも予約が集中するのは3月下旬~4月上旬です。これを3月上旬または4月中旬以降に引越しをするようずらせれば、予約も取りやすくなり引越し料金も比較的安くなります。
1か月以上引越しをするタイミングをずらすのは難しいかもしれませんが、2〜3週間であれば仕事や学校などの影響が少なく引越しができる場合も多いので、繁忙期を避ける選択肢も検討してみましょう。
引越し業者によっては、ホームページに料金相場別に色分けしたカレンダーを掲載しているところもあるので、参考にしてみてください。
繫忙期の引越し料金を安くするためのコツ
繁忙期に引越しをするとき、料金を安く抑えるためのポイントをお伝えします。
平日に引越しをする
繁忙期に引越しをする場合でも、平日の方が土日よりも比較的予約が取りやすくなっています。多くの人が土日を利用して引越しをするため、可能ならば平日に引越しをする方が、料金も安く抑えられます。
引越し料金は、ベースの金額があり土日や時間帯などによってプラスの追加料金が発生します。多くの引越し業者の公式サイトには、毎月の引越しの料金や安くなりやすい曜日などが公開されています。引越ししなければいけない期限と仕事や学校などの予定を考えて、なるべく安く引越しできる日を選んでみましょう。
月末や月初は避ける
土日の方が平日よりも料金が高くなるのと同じように、月末や月初に引越しをする人も多く、料金が高くなります。これは、賃貸物件の契約などの関係によります。月末や月初を避けて月の半ば頃に引越しすれば、繁忙期でも料金が少し安くなります。
賃貸契約が月末までの場合でも少し早めに退去して、引越しした方が引越し料金は安くできるでしょう。
複数の会社の見積もりを比較する
引越しの見積もりは必ず複数社から取るようにしましょう。同じ繁忙期でも料金設定は各社違います。荷物の量や移動の距離、引越す曜日や時間などで差が出るので、いくつか引越し業者の見積もりを取って検討してください。
インターネットで必要な情報を入力すれば、一括で引越し業者の見積もりを取れるサイトもあるので、利用してみるといいでしょう。
引越し業者を決める際には、必ず見積もり以外の料金が後から発生しないか確認してください。
引越しの日にちや時間には余裕を持つ
繁忙期に引越しをする場合は、引越しの日にちや時間になるべく余裕を持っておきましょう。自分の希望する日にちや時間には予約が取れない可能性があります。
引越しで人気があるのは午前中のプランです。そのため午前中を指定するとさらに料金が上がったり、予約が取れなくなったりします。
フリープランや午後便などを利用すると、引越し業者も効率よくほかの案件と組み合わせて作業してくれるので、料金を安くできます。
なるべく荷物を減らす
運ぶ荷物が少なければ引越しの料金も安くなります。引越しの荷造りをするときに、なるべく
不要なものを処分しておくといいでしょう。買い換えるつもりの家電や家具などは不用品回収業者に引き取ってもらってください。
仏滅を選ぶ
仏滅の日は縁起が悪いと引越しを避ける傾向があります。そのため引越し料金も多少安くなる傾向があります。縁起を気にしない人なら、大安などを避けて仏滅の日に引越しをする方が予約も取りやすく費用も安く抑えられます。
引越しは生活を見直すいい機会
引越しは、今まで住んでいた家を引き払い、新しい家を探して荷物をまとめて移り住むため精神的にも体力的にも大変な作業になります。新しく住むエリアの習慣や近所付き合いなど、慣れるまでは神経を使うでしょう。
しかし、引越しは大変なことばかりではありません。生活のさまざまなことを見直せるきっかけにもなるので、引越しを機に普段なかなか取りかかれず後回しにしていたことを片付けるのもよいでしょう。
引越しで断捨離や買い替えを検討できる
引越しをするときには、家の中にある荷物をまとめる必要があります。この荷造りのタイミングで、今まで使っていなかったものや古くなって買い替えたいものなどを断捨離できます。
家の中にあるものは、意識して増やそうとしていなくても生活していく上でだんだんと増えてしまうものです。いざ荷造りしようと部屋を片付けてみると、思っていた以上にものが増えていることに気づくことも少なくありません。
衣類や靴、バッグなどはリサイクルショップで買い取ってもらえる場合があります。また、家具や家電なども、比較的新しくほとんどキズがないものであれば買取が可能なことがあります。一度、不用品回収業者やリサイクルショップなどに見積もりを依頼してみるとよいでしょう。また、フリマアプリを使って不用品を出品することもできます。
引越し業者の中には、荷物の運搬や荷造り、家具の設置など引越しに関わるサービスを提供するだけではなく、不用品の回収・買取を行うところもあります。そのような業者に引越しを依頼すれば、不用品回収と引越し作業を一度に済ませられるので便利です。
また家電製品は、買い替えた方が光熱費が安くなる可能性もあります。たとえば、冷蔵庫なら10年前のものを使い続けるよりも、新しい冷蔵庫の方が約40〜47%も電気を節約できます。
固定費の見直しができる
引越しに伴いさまざまな手続きをしなければいけませんが、電気・ガス・水道などの光熱費やインターネットのプロバイダの手続きをする際に、業者の見直しを行いましょう。
引越しをするときには、今まで住んでいた家の電気・ガス・水道の使用停止の手続きを取り、新居での使用開始の申し込みをしなければいけません。引越し先で同じ業者を選ぶ前に、ガスや電気の会社の料金を比較してお得なプランに乗り換えができます。
特に家族が増える、または減る、ライフスタイルが変わる場合は、業者や料金プランを見直ししてみましょう。
インターネットのプロバイダも、乗り換え割引などを使えば、違約金を支払っても初期の工事費用がゼロになったり月々の使用料金が安くなったりするケースがあります。引越しは、生活の中の固定費を減らせるチャンスとも捉えられます。物の断捨離だけではなく、これら固定費の見直しをして節約に繋げるとよいでしょう。
引越しをする日が近くなるとやるべきことが多く忙しくなってしまうので、時間にゆとりを持って、早めに固定費の見直しをしてみてください。
電力会社などの契約も見直すことができる
固定費の中でも特に検討をおすすめするのが電力会社です。現在は消費者が自由に電力会社を選んで契約できるので、今まで大手の電力会社と契約していた人も、引越しを機会に電力会社を選び直してみるとよいでしょう。
新生活で世帯人数や家の大きさが変わる場合や、オール電化の家に引越す場合は、ぜひ電力会社の契約を見直してください。新生活に最適な電力会社やプランが見つかるかもしれません。
2021年の段階で、登録小売電気事業者に登録をしている新しい電力会社は全国に706社あります。引越し先の地域で契約できる電力会社の方が、大手電力会社よりもお得になる場合もあります。ホームページで簡易的に毎月の電気料金をシミュレーションできる電力会社もあるので、今までの電気料金と比較してみましょう。
また、契約している携帯電話のキャリア会社と電力会社を統一することで電気料金が割引になる場合もあります。引越し先のエリアで契約できる電力会社をピックアップして比較してみてください。
見積もりを依頼する際のポイント
次に引越し業者に見積もりを依頼するときのポイントもお伝えします。
早めに見積もりを依頼する
引越しが決まったらなるべく早く複数の業者に見積もりを依頼しましょう。繁忙期は特に予約がどんどん埋まっていくので、希望する日の見積もりが取れなくなってしまいます。たとえば早めに見積もりを依頼すれば、「その日は午前中はほかの引越しが入っていますが、午後からなら受け付けられます」、「その週は土日はもう空いていませんが、平日ならまだ予約が取れます」など引越し業者からの提案もしてもらえるでしょう。
また安い引越し業者から予約は埋まっていくので、ぎりぎりに見積もりを依頼すると、高い引越し業者しか空いていない状況になってしまいます。
とりあえず予約する
見積もりを取ってよさそうな引越し業者があったら、とりあえず予約をしておきましょう。基本的に引越し業者の見積もりは無料です。また引越しの予約をしても数日前までにキャンセルの連絡を行えば、キャンセル料がかからないケースが多くあります。
日にちがはっきり決まらない場合は、その旨を業者に伝えればいつまでに引越しの日にちを確定すればいいのか教えてくれます。
ただし、事前にダンボールを受け取ってしまうと、キャンセルしたときに返送料や使用したダンボールの代金を請求される可能性があるので、引越し準備との兼ね合いもありますが、引越し日程が決まり次第ダンボールは受け取った方がいいでしょう。
一括サイトを選んで利用する
まとめて引越し業者に見積もりを依頼できる一括サイトは、便利なのでぜひ利用しましょう。何度も同じ条件などを入力する手間が省けるうえ、業者も競合がいることを理解して見積もりを出してくれるので割引してくれる可能性があります。
ただし、一括サイトの中には見積もり依頼をすると、登録している業者すべてから電話がかかってくることがあります。対応が大変な場合は、希望する業者のみの見積もりを選べるような一括サイトを利用するといいでしょう。
繁忙期の引越しに関する質問
引越し業者が暇になる時期は?
引越し業者の閑散期は、1月と11月といわれています。もっとも忙しい繁忙期が3月、4月ですが、それ以外は通常期で予約件数や料金に大幅な差はありません。1月や11月など暇な時期なら、引越し業者に値引きの交渉をして料金をさらに下げてもらうことも可能です。
また通常期でもさらに安く引越しをしたい場合は、平日が狙い目です。通常期の土日や祝日は、料金を若干高く設定している引越し業者もあります。縁起担ぎが気にならないのであれば、引越しをする日に仏滅を選ぶのも一つの手です。
引越し業者が暇になる時期に引越しをする際にも、必ず複数の引越し業者の見積もりを取って比較してください。引越し料金や料金に含まれているサービスはそれぞれ異なります。もっとも自分に合う引越し業者を選びましょう。
繁忙期でも引越しが安くなる時間帯はある?
どうしても繁忙期に引越ししなければいけない場合、時間帯を選ぶと多少料金を安く抑えられる可能性があります。おすすめはフリー便です。
フリー便は、引越し業者の都合のいい時間に来て作業をしてもらうプランです。フリー便なら、ほかの引越しの予約を柔軟に組めて、引越し作業のルートも効率よく決められるため、引越し業者にとってもメリットがあるのです。
午前便は午前中移動して午後ゆっくり新居の片付けができるので、もっとも人気があり料金も高い時間帯ですが、予約状況によっては安くしてもらえる場合があります。見積もりのときに引越し業者に問い合わせてみましょう。
繁忙期は引越し業者にいつ予約をすればいい?
繁忙期の引越しでは、なるべく早く予約を取りましょう。ぎりぎりになってしまうと、どの引越し業者も予約がいっぱいで受け付けてくれない場合があります。引越し業者によっては、繁忙期の予約は1か月前でもすでに埋まっていることがあります。
料金が高いだけではなく、予定していた日に引越しができなくなる可能性もあるので、新居と引越しをする日が決まったらなるべく早く予約してください。繁忙期の予約の空き状況は、引越し業者によっても異なります。いくつか見積もりを取って納得できる業者を絞れたら、早めに予約を入れましょう。
繁忙期でも費用を抑えて引越しするなら引越バービィー
繁忙期に引越し料金を抑えて引越ししたいなら、引越バービィーがおすすめです。土日や繁忙期にかかわらず予約が取れるため、自分の都合のいいときに引越しができます。
単身から家族の引越しまでさまざまなプランがあるため、予算やサービスの内容によって最適なものを選べるでしょう。
また引越バービィーでは、不用品の買取もあわせて行っています。家具や家電を買い取ってもらって、引越し料金をさらに割引してもらうことも可能です。
フリーダイヤルの見積もりだけではなく、LINEやメールでの見積もりもできるので、まずは気軽に相談してみてください。
まとめ
引越しの繁忙期は、引越し料金が高くなるだけでなく希望した日にちや時間などの予約が取れなくなることもよくあります。繁忙期の引越しが避けられない場合は、なるべく早く業者から見積もりを取って予約をしておきましょう。
少しでも費用を抑えたいなら、複数社から見積もりを取って料金を比較するのがおすすめです。