格安引越し業者の選び方は?おすすめ業者や引越しを安く済ませる方法もご紹介
引越しを請け負う業者は全国各地に多数あり、費用やプランもそれぞれ異なります。また引越しをする時期によっても料金は変わるため、安い料金で引越しをしたい場合は、必ず見積もりを取って比較検討する必要があります。
格安引越し業者を探すときには、おすすめ業者のランキングや実際に利用した人の口コミを参考にするのがおすすめです。
この記事では、格安引越し業者の選び方や、なるべく安く引越しを済ませる方法などについて詳しく紹介していきます。
目次
とにかく安く!格安で引越しする方法は?
まずはとにかく安く引越しをしたい場合のコツをお伝えします。各引越し業者の料金プランを調べてもっとも安いものを選ぶ方法以外にも、ちょっとしたポイントを押さえることで、引越しの費用を安くできる場合があります。
引越し業者の繁忙期を避ける
引越し費用を抑えるためには、繁忙期以外の日に引越しをするようにしましょう。同じ量の荷物を同じ距離まで運ぶ場合でも、引越しをする時期や曜日によって料金が大きく変わってきます。
引越しの繁忙期は、ピークが3月~4月上旬、9月・12月も引越しをする人が増えます。またゴールデンウィークやお盆、シルバーウィークなど大型の連休の時期も高くなる傾向があります。さらにこれら以外の月でも土日や祝日は割増料金に設定している業者もあるので、繁忙期や土日を避けた日にすると料金を安くできます。
相見積もりを取る
複数の引越し業者に見積もりを取って、提示された料金を比較しましょう。それぞれの業者によって得意なタイプの引越しがあったり、指定した日のトラックの稼働状況が異なったりします。東京や大阪などの都市部には数多くの引越し業者があり、すべての業者の見積もりを取って比較するのはかえって手間がかかってしまいます。料金相場を知るために、2〜3社程度に相見積もりを取るといいでしょう。
時間指定なしで引越しを依頼する
引越しの時間指定をしないフリー便を依頼すると、時間指定よりも引越し費用が安くなります。引越し業者が作業を開始する時間を指定しなければ、業者はほかの引越し作業の空き時間にスケジュールを入れられるので、効率よく作業ができます。そのため、安い料金で請け負ってくれるのです。
自分で梱包する
荷物を自分で梱包することで、引越し料金を安くできます。引越しプランは、梱包から荷解きまですべて業者が行うお任せのプランや、荷造りを自分で行い荷物の搬出や搬入だけを行うプランなどさまざまです。少しでも自分で引越し作業を行えば業者に依頼する仕事が減るため、その分料金を安く抑えられます。
不用品を処分して荷物を減らす
引越しの荷物を減らせば、料金は安くなります。引越し料金は、基本的に運ぶ荷物の量と距離によって変わります。荷物が多ければその分料金は高くなるので、不用品をなるべく処分して荷物を減らすことで、より安い料金プランへの変更が可能になります。
引越し業者の中には不用品の買取を同時に行ってくれるところもあるので、見積もりのときに確認しましょう。
料金の安い日を予約する
引越し日を選べるならば、なるべく安い日を予約しましょう。引越し業者によっては、料金の安い日がわかるカレンダーを公式サイトに掲載しているところもあります。
一般的には繁忙期以外の通常期の方が引越し料金は安くなります。また、土日祝日よりも平日、午前便よりも、午後便や時間指定なしのフリー便の方が安い料金設定になっています。
自分で荷物を運ぶ
車を所有していて比較的近い距離への引越しをするのであれば、引越し日の前に自分で荷物を少し運んでおくといいでしょう。業者に依頼する荷物の量を減らせるので、引越し料金を安くできます。また、まとめて荷物を運べるなら、レンタカーを借りて自分で運べば、引越し業者に依頼する料金より安く済ませられる場合があります。
単身パックを利用する
単身の引越しパックを使う方法もあります。単身パックは、規定のサイズのコンテナボックスに入る分の荷物を一定料金で運んでくれるため、通常の引越し料金よりも格安で引越しができます。ただし、トラックに積み込める荷物量よりもかなり少ない量しか積み込めないため、ファミリー向けではなく単身または荷物の少ない人向けのサービスといえるでしょう。
格安引越し業者を探すときの注意点は?
格安の料金を謳った引越し業者がありますが、実は注意しなければいけません。格安と書いてあっても、最終的に追加料金が発生して見積もりよりも高い料金を支払うことになったというケースもあります。格安引越し業者を探すときの注意点をお伝えします。
格安かは条件によって変わる
格安の料金で引越しできるかどうかは、条件によって異なります。格安のプランが掲載されている引越し業者でも、決められた量以上の荷物を運ぶ場合や作業する建物にエレベーターが設置されていない場合、引越し先までの距離が基準よりも遠い場合は、割増料金が発生し、料金が高くなってしまうこともあります。
例えば赤帽の場合、荷物が少なくて近距離の引越しならかなり安い料金で引越しできますが、荷物が多い、中長距離の引越しなどの場合は料金が他社よりも高くなってしまう場合があります。
格安料金のプラン内容をまずは詳しく確認し、見積もりを取る必要があるでしょう。
格安でもサービスの質が悪いことがある
格安の引越し業者のプランに申し込んでも、サービスの質が悪く満足できないことがあります。基本的に引越し業者は、料金を安く抑えるためにさまざまなサービスを削っています。
梱包資材の提供がないプランの場合は、自分で段ボールやガムテープなどを用意しなければいけません。また養生してくれない、作業員が1人しか来なかったため自分も手伝うことになった、指定のトラックに乗る分しか運んでもらない積みきりプランだった、などの落とし穴がある場合もあります。
早く見積もりしないと安くならない
格安で引越しをしたい場合、なるべく早く業者に見積もりをして予約する必要があります。引越し業者では、作業員やトラックの数によって引越し作業を請け負う件数が限られています。格安のプランがあっても、希望する日時の予約がすでに埋まっていれば、高い料金の日にちに変更せざるを得なくなることもあります。
特に格安の料金で良心的なサービスを行う引越し業者は、早く予約が埋まってしまうため、なるべく早く予約するようにしましょう。
複数社から見積もりを取る必要がある
格安引越し業者を利用する場合でも、複数社から相見積もりを取らなければ安くならない場合があります。1社だけしか見積もりを取らないと、引越し業者は競合がいないと思って、安くする努力をしてくれない傾向にあります。
相見積もりを取って「A社はこの料金だった」と他業者も検討していることを伝えると、自社で契約をしてもらおうと値引きに応じてくれるでしょう。
安全な格安引越し業者を選ぶコツ
格安引越し業者の中でも良心的で満足できるサービスを提供する業者を選ぶためのポイントをお伝えします。料金の安さだけで選んで後悔しないよう、ポイントを押さえてしっかり見極めましょう。
引越安心マークがあるか
引越安心マークを取得している引越し業者かどうか確認しましょう。引越安心マークとは、全日本トラック協会が付与する認定です。
・引越しにおける約款遵守
・苦情などに対する対応体制及び責任の所在の明確化
・適切な従業員教育
・引越関係法令の遵守
・適正な廃棄物処理を実施
・個人情報の適正な取扱い
・制度の信用を損なう行為または信用を損なう恐れのある行為がない
引越安心マークがある業者は、これらをクリアしているので信頼できるでしょう。
料金プランの内容を確認する
格安料金プランに何が含まれているのかを、契約前に必ず確認しましょう。エアコンや洗濯機の取り付け・取り外しや、家具の組み立てを行ってくれるか、使用した資材の回収サービスがあるか、エレベーターや廊下などに養生してくれるかも見積もりのときに聞いてみてください。
これらのサービスが料金に含まれていない場合、当日に通過料金を請求される、自分で運ばなければいけなくなるなどのデメリットが発生する可能性があります。
作業員の人数やトラックのサイズを確認する
格安引越しプランでは、何人の作業員がどのくらいの大きさのトラックで来るのかも確認しましょう。作業員が1人しかこない場合、大型の家具や家電をはじめ、自分で荷物を運ぶ手伝いをしなければいけなくなることも考えられます。
また、小さいサイズのトラックの場合、乗り切らない荷物が発生し別料金を支払わなければいけなくなることもあります。引越しをスムーズに進めるためにも、作業員の数はなるべく多い方がいいでしょう。
梱包資材の内容と料金を確認する
梱包資材を事前に提供してくれるのか、また有料か無料かを確認しましょう。荷造りに必要な段ボールやガムテープをはじめ、緩衝材やハンガーのまま衣類を運べるハンガーボックス、ふとん袋などが使えると引越しの準備もはかどります。
格安引越し業者の場合は、料金が安い代わりに梱包資材が何もついていないというケースもあるので、料金だけではなくサービス内容も含めて検討してください。
補償があるかを確認する
基本的に引越し業者は、標準引越運送約款に則って営業しているため、万が一引越し作業で荷物が破損した場合は補償してくれます。
ただし、引越し業者の中には自社独特の規約を作って営業しているところもあります。そのような業者を使った場合、引越しで荷物が壊れたときでも補償を受けられない可能性があります。小規模な引越し業者やあまり名前を見たことがない業者を検討するときは、必ず補償内容も確認して判断しましょう。
格安引越し業者の相見積もりの取り方は?
引越し業者に見積もりを取る方法は、大きく分けて電話、一括見積もりサイト、訪問見積もりの3つがあります。
電話の場合、引越し業者に連絡して荷物や引越し先の住所、引越し日などを伝えて見積もりを取ります。一括サイトを利用する場合は、一度必要な情報を入力すれば比較サイトに登録する複数の引越し業者の見積もりを一度に集められます。
訪問見積もりは、実際に引越しをする家に業者に来てもらって、詳細な見積もりを取る方法です。荷物の量や状況を見て判断できるので、もっとも詳しい見積もりを取れるでしょう。
一括見積もりサイトの利用がおすすめ!
格安の引越し業者を探すなら、一括見積もりサイトを利用するのがおすすめです。複数の業者の見積もりを一度に取れるため、引越しの費用相場がわかります。また、どの業者がもっとも安い見積もりを出しているのか比較しやすい点もメリットです。料金に含まれるサービス内容も比較検討できるため、安い料金だけに左右されず内容を把握して最終的にもっとも安い業者を絞り込めるでしょう。
気になる引越し業者がいるけれど、より安い見積もりを出している他社があれば、その料金をもとに値引きの交渉も行えます。
引越し業者を2〜3社に絞り込めたら、それぞれ訪問見積もりを依頼しましょう。より正確な見積もりを比較したうえで、どの引越し業者にするか決められます。
安く見積もりを取るコツは?
次に安く見積もりを取るコツを見ていきましょう。まず、業者に予算は伝えないようにします。見積もり依頼をすると予算を聞かれますが、正直に答えてしまうと予算より大きな値下げはしてくれなくなってしまいます。予算を聞かれたら、「複数の業者のサービスと料金を見てから決めようと思っています」と伝えましょう。
引越し業者によっては、なるべく早く顧客を獲得するために「今日契約してくれたらもう少し値引きできます」といってくるところもあります。しかし、見積もり当日に慌てて契約することは避けましょう。その日のうちに契約させようとするのは、他社よりも料金が高いから急いでいることも考えられます。
「他社も見て検討したいので少し待ってください」「家族と相談して決めたいのでまた連絡します」などと伝えて即決しないようにしてください。
引越しに関するよくある質問
引越しが安くなる時期はいつですか?
一番引越し料金が安くなるといわれているのが1月です。一方、もっとも引越し料金が高くなる時期は、3〜4月です。それ以外の時期はそれほど大きな差はありません。
曜日は土日祝日ではなく平日を選ぶといいでしょう。時間帯については、引越し業者の都合で作業の時間を決められるフリー便がもっともお得です。
これらを踏まえて、家族や仕事の都合に支障の少ない引越し日を決めましょう。
見積もりを取ったらほかに何をすればいいですか?
引越し業者の見積もり以外にもやることはたくさんあります。なるべく早くやるべきなのが、賃貸契約の解約手続き、電気・ガス・水道の解約手続き、インターネット回線の移転手続き、郵便物の転送手続きです。
また、引越しの1〜2週間前になったら、印鑑登録の抹消、転出届の提出、国民健康保険の移転手続きなどを行います。
電気・ガス・水道は、解約手続きと一緒に転入先の利用開始手続きも行っておくといいでしょう。引越しが済んだら転入手続きを行い、あわせて国民健康保険や国民年金の住所変更も行ってください。
引越し料金の相場はいくらですか?
人数と距離で通常期の平日の引越し料金の相場を見てみましょう。
単身 | 2人家族 | 4人家族 | |
---|---|---|---|
~15km未満 (同市区町村程度) |
39,000円 | 64,000円 | 88,000円 |
~50km未満 (同都道府県程度) |
41,000円 | 68,000円 | 102,000円 |
~200km未満 (同一地方内) |
50,000円 | 86,000円 | 108,000円 |
~500km未満 (関東〜関西程度) |
69,000円 | 128,000円 | 176,000円 |
500km~ (長距離) |
84,000円 | 171,000円 | 229,000円 |
繁忙期は、上記の料金の1.5〜2倍ほどになると考えておきましょう。
おすすめの格安引越し業者は?
東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城での引越しなら引越バービィーがおすすめです。格安の料金なのに充実したサービスが揃っています。
引越バービィーがおすすめ!見積もりを相談してみよう
引越バービィーは、顧客満足度95%を誇る引越し業者です。引越しに必要な各種梱包資材は無料で提供、不用品の買取も一緒に行ってくれるので、引越しの準備がスムーズにできます。日曜祝日や繁忙期などに関係なく予約が取れるので、希望する日時での引越しが可能です。引越し料金には万が一のための保険料も含まれているので安心です。
プランは単身からファミリー向けまで、すべて作業員が行うお任せプランや低価格のセルフプランなどさまざまなので、料金やサービス内容を検討してもっとも適したプランを選べるでしょう。
見積もりは電話やLINE、訪問見積もりがあります。無料なのでまずは相談してみてください。
引っ越しバービィーについて詳しく見る
引っ越しの費用について詳しく見る
まとめ
格安で引越しをするなら、繁忙期や土日を避けて時間指定なしで予約するのがもっとも料金を抑えられる方法です。また、梱包や運び入れなど自分でできることをなるべく増やしたり、不用品を減らしたりすることもポイントです。
格安引越し業者を探すときは、必ず相見積もりを取って料金やサービス内容を比較してから決めてください。一括見積もりなら、多くの業者の見積もりを一度で入手できて相場もわかるのでおすすめです。
関東での引越しなら、顧客満足度の高い引越バービィーが人気です。繁忙期でも自分の都合に合わせて予約ができ、サービス内容も充実しています。豊富な引越しプランがあるので、自分にぴったりのプランが見つかるでしょう。