近距離引越しの費用相場は?安く済ませる方法も紹介
近距離での引越しを予定している場合、引越し費用がどれくらいかかるのかを知りたいと考えているかもしれません。引越し業者に対応を依頼する場合、遠距離よりも近距離の方が値段が安いイメージがあるでしょう。引越しをすると、引越し業者に支払う費用以外にも、家具の購入などで出費がかさむので、費用はできるだけ安くおさえたいものです。近距離で引越しをする際にかかる費用の相場と、安くするコツなどを紹介します。
目次
近距離引越の「近距離」ってどのくらいの距離?
引越し業界で近距離の引越しというと、どの程度の移動距離を指すのでしょうか。多くの引越し業者では、50km・15kmを近距離引越しとして価格を決めています。また、町内での引越しや数件先の新居に移動するなど、移動する距離が1km以内の場合には、超近距離引越しとして費用が設定されていることもあります。
近距離引越しの相場はどれくらい?単身と世帯での相場の差を比較
距離別の料金表
引越し業者に依頼する場合、移動する距離と家族の人数による荷物の量、作業をするスタッフの人数によって費用が変動します。まず、移動距離が15km以内の場合の料金相場は以下です。
単身 | 2名 | 3〜4名 | 5名 |
---|---|---|---|
30,000円 | 60,000円 | 75,000円 | 80,000円 |
続いて、移動距離が50km以内の場合の料金相場は以下です。
単身 | 2名 | 3〜4名 | 5名 |
---|---|---|---|
35,000円 | 70,000円 | 90,000円 | 95,000円 |
時期別の料金表
引越し料金は、通常の時期よりも繁忙期の方が高額になります。引越しの繁忙期は2〜4月頃です。繁忙期の移動距離15km以内の料金相場です。
単身 | 2名 | 3〜4名 | 5名 |
---|---|---|---|
40,000円 | 85,000円 | 110,000円 | 120,000円 |
繁忙期の移動距離50km以内の料金相場です。
単身 | 2名 | 3〜4名 | 5名 |
---|---|---|---|
50,000円 | 100,000円 | 130,000円 | 160,000円 |
引越し費用の相場は、以下のページも参考にしてください。
近距離引越しの方法
引越し業者に全て運んでもらう
近距離で引越しをする場合、引越し業者に全て運んでもらう方法があります。もちろん、費用が発生しますが、近距離引越しは比較的安い金額で依頼できるので利用しやすいでしょう。引越しのプロに荷物の搬出と移動から搬入までを任せることで、大切な荷物を破損させずに運べることが業者を利用するメリットです。
家具や書籍など重いものを自分で運ぶ必要がないので、年配の方やお子様がいる家族でも、楽に引越しができます。自力で引越しをする時間や体力がないと不安に感じているなら、梱包から荷解きまでを全て任せられるプランを選択すると安心です。
軽いものは自分で運び、家具のみ引越し業者に任せる
近距離で引越しをするなら、軽いものは自分で運んで、家具のみ引越し業者に任せる方法もあります。新居が近い場合には、何度かに分けて荷物を自分で運ぶことが可能です。荷物の量が増えるほど、引越しの費用は高くなります。そのため、軽いものや小さいものをできるだけ自分で運ぶことで、引越し料金を安く抑えられるのです。また、自分の都合に合わせて引越しを進められるのもメリットです。
しかし、家具以外の荷物を自分で運ぶのは時間と体力がいります。仕事が忙しくて自分で荷物を運ぶ時間が取れない場合には無理せず、業者に依頼するのがおすすめです。
冷蔵庫などの大型家具のみ業者に任せる
近距離の引越し費用をできるだけ安くしたいなら、冷蔵庫などの大型家具のみ業者に任せて、それ以外の荷物は全て自分で運ぶとよいでしょう。冷蔵庫やベッド、ソファーなどの大型家具は重量がありサイズが大きいので、素人が運ぶと破損する可能性もあります。そのため、引越しのプロに任せると安心です。大型家具のみを運ぶプランがある業者もいるので、公式サイトなどを確認してみてください。荷物が多い場合には、大型家具以外を自分で運ぶのは体力も必要で大変なので、家族や友人にサポートしてもらいながら少量ずつ運ぶとよいでしょう。
近距離引越しをできるだけ安くするコツ
レンタカーを使って衣類などの軽いものは自力で運ぶ
近距離の引越し費用をできるだけ安くする場合、レンタカーを使って衣類などの軽いものは自力で運ぶ方法があります。単身の人や、ファミリーでも荷物が少ない人なら、自力で荷物を運ぶことで業者に依頼する引越し荷物の量を大幅に減らせます。近距離なら新居への往復を何度かすることもできるので便利です。レンタカーの料金は、6時間で5,000〜10,000円程度が一般的です。荷物の量に合わせてレンタルする車のサイズを検討してください。
軽トラをレンタルして小型家電は自力で運ぶ
近距離で引越しをするなら、軽トラをレンタルして小型家電は自力で運ぶと、引越し費用を安くすることが可能です。軽トラなら家具を自分で運ぶこともできるので、引越し業者に運搬を依頼する荷物をできるだけ減らしたい人におすすめの方法です。一人暮らしの場合、軽トラ1台に全て荷物を載せられることもあるでしょう。その場合には、引越し業者に作業を依頼する必要がなくなります。軽トラのレンタル料金は、6時間で3,500円程度です。
繁盛期を避ける
近距離の引越し費用を安くしたいなら、繁盛期を避けて引越ししてください。引越し料金が高くなる繁忙期は、毎年2〜4月です。入学や就職などの新しい生活のスタートに合わせて引越しをする人が多いため、繁忙期には引越し費用が高額になるのです。同じ距離で荷物の量が変わらなくても、通常の時期と繁忙期は引越し費用が大きく異なるため、注意が必要です。引越ししたい時期が決まったら、まずは引越し料金を知るために見積もりの依頼をするとよいでしょう。引越しのタイミングを繁忙期の前後に少しだけずらすことで、引越し費用を大きく節約することも可能です。また、同じ時期でも、午後便や時間指定ができないフリー便を選択すると料金が安くなることもあります。
物は宅配便で郵送する
引越し業者に支払う料金を少しでも抑えたいなら、小物は宅配便で郵送する方法もあります。引越し業者に依頼する場合には、指定の日時までに全ての荷物の荷造りを済ませておく必要があるので大変です。しかし、宅配便を併用すると、梱包ができた荷物から順に新居に発送できるのがメリットです。宅配便を利用する場合には、自宅への集荷を依頼することで、自分で重い荷物を運ぶ必要がなく時間の節約にもなります。
近距離引越しを自力で行う場合の注意点
業者を利用せず自力で近距離引越しをする場合には、次の2つの点に注意してください。家具の破損などがあっても補償が受けられないことと、知人の協力・お礼が不可欠なことです。それぞれについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
家具の破損などがあっても補償が受けられない
自力で近距離引越しをする場合には、家具の破損などがあっても補償が受けられないのがデメリットです。引越し業者に作業を依頼する場合には保険に加入しているので、運搬中に破損した家具などがあっても補償されます。家族や友人と自分で引越しをする場合には、家具などの破損を防ぐため、気をつけて梱包しましょう。緩衝材や段ボールなどを購入してしっかりと梱包し、慎重に運ぶことを心がけてください。
知人の協力とお礼が不可欠
近距離の引越しを自力で行う場合、一人では家具などを運ぶのが難しいこともあります。そんなときには、家族や知人に協力を依頼するのがおすすめです。引越しをする際には、荷物の梱包と運搬だけではなく、部屋の掃除なども必要です。自力での引越しを一日で終わらせるためには、周囲の人からのサポートが欠かせません。引越しを手伝ってくれた家族や知人には、お礼が欠かせません。お礼は、食事をご馳走したり品物を贈ったりするのが一般的です。
費用と負担を計算して上手に業者を利用しよう
近距離で引越しをする際には、費用と負担を計算して上手に業者を利用してください。引越し業者によっては、近距離引越し専用のプランを準備している場合もあります。移動距離や荷物の量など、自分の引越しプランに合った業者をかしこく利用しましょう。
引越し業者を選ぶときには、いくつかの業者に見積もりを依頼するのがおすすめです。業者によって同じ近距離と荷物の量でも、料金が異なるケースがあるからです。2〜3社に見積もりを出してもらい、最も納得できる価格を提示してくれた業者に依頼するとよいでしょう。引越し業者は、全国展開している大手と地域密着型があります。自分のニーズに合うプランを提供している業者を探してみましょう。
近距離引越しするなら引越バービィにご相談を
近距離引越しをするなら、まずは引越バービィに相談してみましょう。引越バービィは、東京・神奈川・埼玉・千葉エリアの引越しに対応しています。もちろん、近距離での引越しにも対応が可能です。価格重視のセルフプランとスタンダートプラン、忙しい人におすすめの丸ごとお任せプランの中から希望のプランを選んで利用できます。
段ボールなどの梱包資材は、事前に無料で準備してもらえます。さらに、引越しの際に出た不用品をリサイクル買取してくれるので、新居で使わないものがある場合には、査定を依頼してみましょう。
見積もりは無料で、最短で当日に引越しも可能です。すぐに引越ししたい人は、ぜひ引越バービィの利用を検討してください。
まとめ
近距離での引越し予定がある場合には、できるだけお得に引越しできる方法を検討するのがおすすめです。軽いものは自力で運んだり、引越し時期を調整したりすることで、費用を抑えて近距離の引越しができます。自分の希望にマッチするプランがある引越し業者を選ぶことで、ストレスなくスムーズに近距離の引越しができるでしょう。必ず複数の業者に見積もりを依頼して、お得に引越しできる方法を見つけてください。