引越しにおけるガスの手続き方法と注意点!ガス会社の選び方も解説
引越しをする際、ガスはどんな手続きをすればいいでしょうか。退去のときはガスの元栓を閉じて利用を停止し、その後ガス会社の検針によりガス料金の精算をします。入居のときは開栓して利用開始とするため、立会いが必要になります。また新居の場合には、2017年のガス自由化により、エリアによってガス会社を自由に選べるようになりました。
3月は引越しシーズンで手続きが混み合うため、当日の引越しがスムーズに進むよう、「電気」「ガス」「水道」のライフラインについては、旧居と新居のそれぞれの契約先に早めに連絡をしましょう。この記事では引越しにおける「ガス」の手続きについて、詳しく解説します。
目次
ガスの引越し手続きはいつから始めるべき?
ガスの利用開始については、どんな物件でも立会いが必要となります。ガスの利用停止については、立会いが不要なケースが多いですが、検針機が建物の中にある場合などは立会いが必要になることがあります。希望した日時に立会いができるよう、引越しの1〜2週間前にはガス会社へ連絡をしましょう。3月の引越しシーズンは、余裕をもってもっと早目に連絡するのが無難です。
ガス会社を探すなら1カ月前から
ガスにはプロパンガスと都市ガスがありますが、都市ガスの場合には、2017年のガスの自由化により、ガス会社を自由に選べるようになりました。ライフスタイルや家族構成に合わせて、会社やプランを選べます。居住するエリアではどんなガス会社があるのか調べてみましょう。リサーチは1カ月前くらいから始めるのがおすすめです。
転居先がプロパンガスの場合には、一戸建ての持ち家の場合はエリア内のガス会社を自由に選べます。アパートやマンションでは、物件の居住者ではなくオーナーの許可がないとガス会社の変更はできません。
ガスの利用停止と開始に必要な情報
ガス利用停止の手続きの際に伝える情報は、契約者氏名、現住所、引越し先住所、引越し日、お客様番号などです。お客様番号は検針票やガスメーターに貼ってあるシールで確認できます。ガス利用開始の手続きでは、契約者氏名、新住所、引越し日、連絡先、現在使用しているガスの種類などの情報が必要になります。
ガスの利用停止と開始手続きの流れ
①利用停止の連絡をする
引越しの1〜2週間前までに、利用しているガス会社にガス利用停止の申込みをします。申込みは電話やインターネットで行えます。退去日当日はガスの元栓を閉じます。
ガス会社では、閉栓後に検針をして残りのガス料金を精算をします。立会い不要の場合には、口座振り込みで清算します。ガスメーターが室内にある場合や、建物がオートロック式のときは立会いが必要になります。
②利用開始の連絡をする
引越しの1〜2週間前までを目処に、利用する予定のガス会社に電話やインターネットで連絡します。ガス会社を自分で新しく決めるのであれば、もっと早い時期から準備します。
開栓する場合は立会が必要です。ガス会社では、使用するガス器具がガスの種類と合っているか、ガス漏れがないか、警報装置作動状況などの安全を確認します。確認したうえで、ガスの開栓をし利用可能となります。
引越し先で変わる!プロパンガスと都市ガスの違いに注意
引越し先で利用するガスが都市ガスなのかプロパンガスなのかによって、準備することが変わってきます。ガスの種類によってガス器具が決まっているので、今まで使っていたガス器具が使えなくなることがあります。ガスの種類が変わるときは、ガス器具を買い換えるか、メーカーに有料で部品の交換が必要になります。ガスは転居当日から使用しますので、旧居で使用したガスと転居先のガスの種類が同じか異なるか、注意して確認しましょう。
ガス会社の選び方は?
最初に、引越し先では都市ガスなのかプロパンガスなのか調べます。そして引越しをするエリアに供給しているガス会社の中から、自分のライフスタイルや家族構成に合わせたプランのあるガス会社を選びます。
新居のガス設備を確認する
引越し先の住所から、エリア内に供給しているガス会社を調べます。都市ガスの自由化以降では、新居にはどんなガス設備があるかによって料金プランが変わってきます。
例えば、エネファームなどの家庭用燃料電池、ガス温水式の床暖房などガスを利用した設備によってガスの使用量が大きく変わります。
旧居のガス代やガス量の明細から比較する
旧居で契約していたガス会社や料金プランなどがわかると、新居でのガス料金プランと比較できます。支払っていた月によっても料金が違うことがあるので、月のガス代やガス量の明細もあると比較しやすくなります。
電気とガスのおまとめプランなどを確認する
大手ガス会社は東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガスの4社です。2014年には電気の自由化、2017年には都市ガスの自由化が制定され、新ガス会社として、大手電力会社(東京電力・中部電力・関西電力・九州電力)や、新電力会社(HTBエナジー・イーレックス)、通信会社(J:com)などが参入しています。
各社では、電気とガスをセットにしたお得な料金プランを用意しています。電気とガスをひとつにまとめると料金が安くなるプランなどがあります。請求先もひとつにできるので管理しやすいでしょう。利用を検討しているガス会社にはどんなプランがあるか調べましょう。
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まとめ
引越するときは、荷物をまとめるばかりでなく、各種手続きもたくさんあります。「水道」「ガス」「電気」は生活に欠かせないライフラインです。入居当日にもすぐ使えるように準備しておかなければなりません。特に「ガス」については手持ちのガス器具がすぐ使えるかどうか、ガスの種類を調べて、利用開始時には立会いが必要になるため、希望の日に利用開始できるよう、余裕を持って手続きを進めましょう。